
私の人生バイブルの一つに”カイジ”という漫画がある。
ストレスが無い事が無い
お盆休みぶりの休日
久しぶりに労働に縛られない時間を過ごしました。
やはりストレスが無い時間は素晴らしい。幸福感に満ちている。
仕事のある平日5日間は私にとって地獄で、
休日前の金曜日の業後は、
とんでもない爆食いをしました。体重がまた増えた。
それくらいの精神的苦痛を負っていました。
どん底から這い上がるためのバイブルは「カイジ」
朝から「カイジ」の地下帝国編を読み漁っていました。
私は今の自分の現状を地下帝国と変わらないと思っているので、
主人公カイジの人生逆転劇にはすごく感銘をうけます。
博打の漫画と思うなかれ。
ギャンブル勝負の漫画ですが、
知略を巡らす心理戦・勝つべくして勝つためのロジックを淡々と積み上げる様は、
自分でもこの最低な状況を逆転できると勇気づけてもらえます。
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カイジから学ぶ逆転の為に行う事
欲を断ち切る
人間は欲に弱い
短期的なゴール・早い時間で達成できる物事に流されがち。
簡単に自分の欲望を満たせるものに引かれるように出来ている生物なのです。
カイジも50万ペリカという半年働かないと手が届かない1日外出券
を目標に貯金していましたが、
5000ペリカの缶ビールを目の前に、
節制を忘れ豪遊し、
大切なリソースを一時の感情で消費していき、
目標から遠のいていきます。
簡単に満たせる欲。
大槻班長という登場人物も言うように、
上手にストレスを発散していかないと、
身がもたない。
だが、「どうにでもなれ効果」と言われる、
一度目標から逸れた行動をすると、
どうせこれから挽回は難しいと考え、
どこまでも欲望を満たそうとする心理状態が発動する。
「どうにでもなれ効果」とは
たとえば、痩せることを目標にダイエットしてる人が、
ふとしたはずみでお菓子を食べてしまったら、
ちょっと食べてしまったなら、これ以上食べても結果はかわらん。今日はもうチートデイだ。
と爆食いしてしまうような事。
人間は欲に弱い生き物という事を自覚しないといけない。
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目標を達成する為に仲間を募る
カイジも1人だったら地下帝国を脱出する事ができませんでした。
班長大槻とチンチロ対決をするために節制生活を3か月も実施。
1人だったら抑止力もなくダラダラ、チビチビとお金を浪費して、
一次的にストレスを緩和していってたろうけど、
6人の同じ志を持つ仲間を手にしたカイジたちは
お互いを律して3か月の準備期間を耐え抜きました。
継続は力なり
という言葉がありますが、
まさにこの積み重ねが逆転に必要な要素。
そして達成の確立を上げる為には仲間が必要ということですな。
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運武天武に任せない
勝つべくして勝つ
カイジはギャンブルの「ツキ」がきてると、
言い放つ時がありますが、
「ツキ」なんて言ってる間は人生逆転はできないと思います。
きっちり「期待値」を割り出して、
勝つべくして勝つ知略を巡らしたものだけ勝つ。
そして期待値が100超える勝負を仕掛ける
これが寛容だと思います。
まぁこれを考え付くことが難しいのだけど。
アイデアが湯水のように湧いてくれば苦労しないのですが、
とりあえず、反対の事をいうなら、
ギャンブルするなという事ですな。
日々の記録を取る事
カイジの逆転劇のキッカケをくれたのが三好という青年
カイジと同じ地下帝国で働く仲間です。
彼は博打の才能は全くなく、
給料が入ったらすぐ博打で溶かしてしまうし、
給料の前借で借金してまで博打してしまう大バカ者です。
が、この青年、全てのチンチロ勝負のデータを記録して残していたことで、
そのデータからカイジは班長を倒す作戦を組み立てていきました。
逆境で思考が粗ぶっている・思考が停止している時こそ、
日々の記録を残し、あとからその内容を見返すことで、
思わぬ突破口を見つけることができるかもしれません。
日々の記録を残すという事が大事で、
それを振り返る事も大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
楽して一発逆転といきたいところでしょうが、
人生好転させるにはいろいろ準備が必要なのです。
その一角にカイジ的思考(ギャンブル癖を除く)
を取り入れ、今日1日を生き延びるため頑張りましょう。
いつか地下労働施設(会社)から脱出しましょう。