
ネットワークにおけるDPIって何?についてメモ
主にヤマハルータ―使用時の解説になります。
DPIってなに?
ディープ・パケット・インスペクション(Deep Packet Inspection、DPI)
コンピュータネットワークのパケットフィルタリングの一種で、インスペクションポイントをパケットが通過する際にパケットのデータ部(と場合によってはヘッダ部)を検査することをいう。 Wikipediaより
なんのこっちゃ?
「インスペクション」は、英語で調査や検査という意味
単にインスペクションと言った場合、ソフトウェア開発におけるテスト工程の一種で、仕様書やソースコードなどの成果物を人の目で見て不具合や問題点が無いか検証する作業のことを指す場合が多い。
ヘッダのデータを解析することで細かく解析することができる。
パケットがどのアプリから送信されてるかはわかった。で、何に使うの?
ヤマハルーターでDPIを使用することで可能な事(R)
経路の選択
アプリごとに経路の選択ができる
*IPv4でのみ利用可能
フィルタリング
パケットフィルターの通過/破棄ができる
Qos
DPIの識別結果に基づいたクラス分けを行うことができます
トラフィックの可視化
Web GUIのダッシュボードでアプリケーション別のトラフィック統計情報を閲覧することができます
このページのイメージがすごくわかりやすい。
ネット通信が遅いときの原因調査に一役買う
ヤマハルータで対応してる機種
対象機種
・RTX830
・NVR700W
2021/8月時点ではこの2機種のみのようです。
RTX1210.1220も多くの企業さんで使われてるイメージだけどなぜ対応してないかはわからない。
今後対応に期待。
ライセンス料がいる
有効期間1年 23,500円(税抜)
有効期間5年 70,500円(税抜)
日々更新されるアプリケーションに対応するにはそれなりの費用がかかるということですね。