
UTMとファイアーウォールの違い
UTMとは?
(Unified Threat Management・統合脅威管理)とは
ファイアウォールやアンチウイルス、スパムメール対策、Webフィルタリング、
IDS/IPS(不正侵入検知・防御システム、Dos攻撃などからの不正侵入防御)等のセキュリティ機能が、一つにまとまっている製品のこと
各機能は下記
ファイヤーウォール
ルールを作成して、許可していない通信をブロックする。
アンチウィルス
コンピュータに侵入するウイルスやマルウェアを検知し、それらを除去。
アンチスパム
迷惑メールやフィッシングメールなどを検知・ブロック
Webフィルタリング
特定のサイトへの通信を制御する
IDS/IPS
IDS:不正侵入検知システム
IPS:不正侵入防止システム
2021年3月にヤマハもUTM製品を発売していて、上記のようなセキュリティをカバーしているみたい。
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ファイアーウォールだけでは駄目なのか?
UTM機能の一部にあるファイアーウォール。
外部脅威から守ってくれる機能を持つため、一見これ1台置けばセキュリティが担保されそうに見えるが、現代のセキュリティ事情ではファイアーウォールのみでは甘いらしい。
ファイアーウォールだけでは完全に脅威を防ぐのは難しい。
・あくまで外から中への攻撃を防ぐもの
外部攻撃だけでなく、メールによる不正プログラム
WEBブラウザーの脆弱性(セキュリティホール)を狙った
「受動的攻撃」をしかけてくる
「受動的攻撃」とはサイバー犯罪者が罠を仕掛け、ユーザーを誘導することで始まる攻撃。
参考サイト
https://eonet.jp/security/knowledge/firewall.html
以上、UTMとファイアーウォールの違いを簡単にまとめました。
現代のネット脅威って多種多様で対策が多すぎて嫌になりますね。