メンタリストDaiGoの切り抜きチャンネルは稼げるのか?
sakamo
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いま流行りの切り抜き動画
著名人ユーチューバーの配信から、
面白い部分を切り取って再投稿している動画だ。
この手の動画ってグレーなところで、
元をたどれば動画の窃盗になるため、著作権侵害になるのだが、
昨今は切り抜きOKを名言するユーチューバーが増えてきている。

チャンネル登録者数200万人を超えるメンタリストDaiGoさんも、
2021/6月より切り抜き動画を容認するようになった。
メンタリストDaiGoさんもひろゆきさんと同じように、
広告収益の何%を収めることで許可するスタイルをとっている。
また、メンタリストDaiGoさん独自のサブスクリプション
Dラボへの勧誘バナーも全動画に掲載することが条件だ。
メンタリストDaiGoさんは合理主義者とお見受けしますので、
広告収益の分配より、Dラボへの広告塔という位置づけで
切り抜き動画を許可している意図が見えます。
チャンネル登録者数200万人の切り抜き動画なら比較的簡単に再生数が稼げて、
副業になると考える方も多いのではないかと思いますが果たしてそうなのか。

メンタリストDaiGoの切り抜きチャンネルは稼げないかもしれない

既にレッドオーシャン化している

切り抜き動画は物凄く簡単に作れます。
ユーチューバーと違って、カメラやマイクなど高額な機材を揃える必要がない
アイデアも感が無くてもユーチューバーが勝手にやってもらえる。
参入障壁がかなり低いので多くの切り抜き師が流れ込む。
私は切り抜きチャンネルが全部でいくつ存在するかを確認する方法がみつけられなかったが、
チューバータウンというチャンネル収益が予測できるサイトで、
「DaiGo」という名が付くチャンネルを検索すると440個ヒットした。
すべてがメンタリストDaiGoの切り抜きチャンネルというわけではないが、
この数百を超えるチャンネルをかきわけて、
わずか4チャンネルが年収100万オーバーを達成できる
月2.3万のお小遣い程度でいいって人でも、
10数個のサイトしか達成できない。

収益化までの道のりが長い

Youtubeの広告掲載条件として、
チャンネル登録者数が1000人以上
動画の総再生時間が10000万時間
の条件が必要。
この条件を達成するには、ある程度の動画を投稿して、
一定数のファンを獲得する必要がある。
コンテンツの種類にもよる思うが、
多くのユーチューバーが1か月~半年は見ないと、
この条件をクリアできないくらいの障壁である。

マージンをかなり取られる

広告収益の半分はメンタリストDaiGoさんへ流れるシステムだったはず。
本来消されるか、全額投稿者に持ってかれるものなのだから、
半分もらえるだけでもありがたいと思いますが、
この半分の折半を多いと取るか、割安と取るか、
私はめっちゃ取るなwっと思います。
税金のようなものが50%入ると思うと、
これは厳しいものがあるなと思います。
半分元動画の主に入り、
自分の収益からも所得税等が引かれると思うと、
どんだけ残るんだ・・・って気にもなります。

本家がそこまで再生数を稼いでいない

チャンネル登録者の数に対して、視聴回数はそんなに多くない

手に入れた収益の大半が削がれるとはいえ、
切り抜くユーチューバーが大物なら、
再生数も簡単に稼げるはず!
っと誰しも考えるはず。
前述したように、Youtubeの収益化には一定数のチャンネル登録者が必要。
いわばファンの獲得が必要。
そのファンが初期状態からついてるコンテンツなのだから収益化・その先の大型の再生数を稼ぐのも簡単なはず
っと思いきや、
メンタリストDaiGOさんはチャンネル登録者200万人
それに対して、
投稿している動画は平均して数10万再生程度を推移している。
チャンネル登録者の数に対して、視聴回数はそんなに多くない。

教育系のジャンルはそもそも人気がない

メンタリストDaiGOさん自身も話してますが、
教育系やビジネス系のYoutubeはそんなに需要がない。
需要が少ない分野を切り抜きしてそれが刺さるのかというと疑問。
Youtubeは学びの場という認識が広まれば、
逆転するかもしれないが、
そこは大元であるGoogleがどう判断するか。
広告をつけやすそうな動画ならプッシュするだろうけど、
現状はエンタメ系の動画のほうが広告としてつけやすそうだし、
覆すのもむずかしそう。
だからメンタリストDaiGOさんなんかは、早々に自分のサブスクリプションを作り、
そこに誘導する形でYoutubeを使っているのだと思う。
切り抜き師はその思惑に一口嚙むかどうか
ってことも頭の隅に入れとく必要があると思う。

とはいえ伸びしろはあるかもしれない

ストック型のビジネスは収益化まで時間がかかる
ファンを一定数獲得まで時間がかかります。この長い期間を収益無しでやり続けるのは難しい。
この収益無しの期間もめげずに投稿し続けられる根性が必要と思います。
これは切り抜き動画に限らず、ブログやアフィリエイトなどストック型のビジネスには共通していえる事と思います。
競争相手が減っていく傾向にあるため、継続すれば日の目があたるかもしれない
切り抜きチャンネル約400個あり、収益0円のチャンネルが90%以上占めている現状で、
ドロップアウトするチャンネルもでてくる。
収益出始めたかな?ってチャンネルも覗いてみたら最終更新から1か月以上たってるとかいうところもチラチラある。
切り抜き動画は簡単に作れるが、時間はやはりかかる。
そこに費やした時間が無駄になってしまうことを考えると、そうそうに撤退してしまう人も多い。
そういう苦難を乗り越えた人が上位数パーセントの収益獲得者になれる。
メンタリストDaiGOさんの切り抜き容認からまだ2か月ほどしかたってない。
まだまだ伸びる市場の可能性は残っている。

まとめ:切り抜き動画で当てるには一工夫が必要かも

私もこの切り抜き動画に一口噛んでいるのですが、
まぁぜんぜん再生数伸びませんね(笑)
1桁再生の山です(笑)
本当に切り抜き動画って簡単に作れるので、
切り抜き動画のトップの人の構造をコピーすることもできるのですが、
それしても伸びない(笑)
トップの人は1日に2.3本投稿を毎日行い、
1か月平均50本投稿している根性はすごくて真似できない領域です。
私もある程度動画の自動作成化を進めて、
だいぶ簡略化できたのですが、
動画の微調整を自分の手で加えるとやはり時間がとられる。
このちょっとの時間でも、本業でヘトヘトになった後に作業できるかというと、
その意志までは達していないのですよね。
DaiGoさんのやる気向上の動画をみて、
モチベーションくを上げることに努めます。

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